
上質で選ぶ日常着。イノウエブラザーズのカットソーという選択

日常着は、素の自分にいちばん近い服だと思います。
だからこそ「上質」であることが、暮らしの質をそっと底上げしてくれると考えています。
イノウエブラザーズのカットソーは、ただ着るための服ではなく、日々のあり方を、ほんの少し整えてくれるような一着です。
今日はそんな日常に静かに寄り添う、3つの定番アイテムをご紹介します。
手に取るたび、気持ちが整う服
上質なカットソーは世の中にたくさんあります。けれど、イノウエブラザーズのカットソーには素材のよさ以上に選ぶ理由があります。
それは、どこで誰が、どんな思想でつくったのかが見えること。
倫理的に生産され、伝統を大切にしながら着る人の「日常」を真剣に考えていること。
手に取ったとき、そこに“まっとうさ”が宿っていると感じられます。
それがこのブランドを選ぶ、1番の理由かもしれません。

「イノウエブラザーズ」という名前の中にあるもの
イノウエブラザーズは、デンマーク出身の日本人兄弟が立ち上げたブランドです。彼らは南米アンデスの先住民と手を取り、伝統と労働の尊厳を守りながら、“まっとうなものづくり”を実践しています。
ブランドの軸にあるのは、Ethical(倫理的)・Sustainable(持続可能)・Timeless(普遍的)という思想。
それは一見、言葉だけならよくあるコンセプトかもしれないですが、彼らがつくるカットソーを手に取ると、その姿勢が表面ではなく「織り込まれている」ことに気づかされます。
イノウエブラザーズを選ぶということは、ただ上質を着るのではなく、その思想に共感するという行為なのかもしれません。
そんな彼らのものづくりの姿勢は、日常に寄り添うカットソーにもにじんでいます。どれも同じ素材・同じ編み方なのに、選びたくなる理由が違います。
ここでは、その中でも代表的な3つのアイテムをご紹介させていただきます。

1枚でも、レイヤードでも。“整ったTシャツ”という選択
一見シンプルな無地Tシャツ。
けれど細部には、イノウエブラザーズらしさが宿っています。極細のピマコットン糸をシングルジャージーで編み上げた生地は、ふんわりと軽く、伸縮性も抜群。
ほんのり光沢を帯びた表面感、天然ピマコットンならではの黄味がかった温かい風合いが、ラフになりすぎず上品さを演出してくれます。
一枚で着ても、インナーとしても、きちんと“整って見える”Tシャツです。
夏の風とつながる、抜け感のある一枚
袖のないTシャツという選択肢は、意外に少ないです。
ノースリーブTシャツは、風通しのよさと着こなしの洗練が共存するアイテム。
オーバーサイズではなく、体にフィットしてくれるシルエットなので、
カジュアルに見えがちなノースリーブアイテムのだらしなさを感じさせない設計。
盛夏には一枚で、肌寒い季節にはシャツやジャケットの中に。
重ねても、隠れても。密やかに主張するベースレイヤー
タンクトップはインナーに見えて、着心地を最も左右する存在。
このタンクトップは、ピマコットンの心地よさをダイレクトに感じられるアイテム。
裾は少し長めで、シャツやスウェットの裾からチラリと見えても◎
肌に最も近いレイヤーだからこそ、“何を着るか”がはっきり出ます。
「どう見せるか」よりも「どう感じるか」を大切にしたい人にこそ、選んでほしい一枚。
選ぶという行為に、意味がある。
上質なカットソーは、他にもたくさんあるが、「誰が、どんな想いで、どうつくったのか」が見える服はそう多くないです。
イノウエブラザーズのプロダクトには、つくり手の姿勢と、着る人への敬意が宿っています。だからこそ日常に馴染むし、着るたびに気持ちが整うのではないかと考えています。
日々をどう過ごしたいか。
その答えのひとつとして、イノウエブラザーズを選んでみてほしいと思っています。